妊娠6ヶ月。起き上がるときに右のお尻が痛い(20代女性)
- ligarechiro
- 2017年8月5日
- 読了時間: 2分
現在妊娠6ヶ月。先月くらいから起き上がるときに右のお尻が痛むようになった。症状は徐々に始まり、少しずつ悪くなってきているように思う。寝返りをするときにも痛みが出る。歩くときも痛みが出ることがあるが、必ず出るわけではない。以前もリガーレに来ていたので、早めに何とかしておこうと思いリガーレ・カイロプラクティック横浜に来院。
<初診時状態>
・身体を前屈したり捻ったりなど、いろいろ動かしてもらっても痛みは出ない
・右足で片足立ちになると、少し痛みがある
・骨盤がだいぶ外側に広がってきており、骨盤ベルトで骨盤を固定すると痛みは減少する
<経過>
骨盤が不安定なことによりお尻の筋肉に負担がかかっていると考え治療を行った。
初回は骨盤を閉める方向へアプローチし、筋肉を緩めた。起き上がるときに少し痛み。
2回目(1週間後)。あまり変化がない。お尻の筋肉の深部を念入りに緩める操作を重点的に行う。起き上がりでの痛みなし。
3回目(1週間後)。最初の痛みを10とすると今は5くらい。継続してアプローチし、トコちゃんベルトを普段から使ってもらう。
4回目(1週間後)。痛みは2くらい。継続してアプローチ。
5回目(1週間後)。お尻はほとんど気にならない。背中の張りが強く、そちらを重点的にアプローチし、少し間隔をあけながらメンテナンスしていくことに。
担当 日野コメント
骨盤が広がるのが早く、それを支えるためにお尻の筋肉が過緊張している状態でした。妊婦さんは症状が安定するまで時間がかかってしまうことがありますが、しっかり筋肉を緩めたところ症状は緩和されました。
妊婦さんの骨盤は、出産に向けて広がっていきますが、不安定になった骨盤を支えるためにお尻の筋肉が固くなります。従ってストレッチをしたり、骨盤ベルトを使うことで骨盤を安定させることができます。
Kommentare